出産時は赤ちゃんのGoサインで、ママの体内に自動的に天然麻酔が作られる!
- yoko
- 2018年9月1日
- 読了時間: 3分
最近は、病院で出産する女性の中に、最初から「無痛分娩」を望む人が増えているのだとか。
陣痛が始まって、いよいよというピークに達するとき、麻酔で痛みを感じなくさせる、というわけです。
出産するママは、「痛みで苦しむのは嫌なので…」というのが、無痛分娩を選択する理由ですよね。はじめに痛みありき、であると。
でもね、ちょっと待ってください! 人間の意志の力はたいしたもので、「痛いのイヤ、怖い〜」と思っているから、その通りのことを体験しているんですよ。痛くなることを信じているから、そうなっているのだと……。
本来、健康な女性であれば皆、いのちを育む力と産み出す力が備わっています。その力を最大限に引き出すことさえできれば、痛みを怖がることもないし、何の心配もないのです。
私たちの心と体は連動しています。ほとんどの女性は、「出産=痛い」というイメージが、暗示となって意識の深いところ(潜在意識)に定着しています。そのため、いざお産を迎えると、不安や恐怖という感情が先に立ち、体の筋肉が硬直して、よけいに力が入ってしまいどんどんお産を難しくしてしまうのです。
「ヒプノ赤ちゃん」では、「出産=痛い」というネガティブな暗示を、潜在意識のレベルから取り除いて、ポジティブなイメージに書き換えていきます。これはとても大事なことです。なぜなら、表面の自覚できる意識(顕在意識)よりも潜在意識の方が強力なんです。
そもそも、「陣痛」という表現自体がいかにも「痛そう」なイメージを湧かせると思いませんか?
お産の現場でも、サポートしてくれるはずの助産師さんが、フーフー言い出したとたんに、「まだまだ。もっと痛くなるから、覚悟しなさいね」なんて、しれっと言ってくれちゃったり。デリケートな妊婦さんに、本当にタブーなことだらけです。
その「陣痛」という言葉に体は無意識のうちに反応して緊張につながるし、「痛い」という暗示が心に入ってしまうわけですね。
ですからヒプノ赤ちゃんでは、陣痛とは言わないんです。「波動運動」と表現しているのです。
人間の体はうまくできていて、子宮から赤ちゃんが「そろそろこのお部屋を出るよ〜」と動き始めると、ママの脳内では、お産に必要なホルモンが一気に作られます。
その一つはベータエンドルフィンというホルモンで、な〜んとモルヒネの何十倍もの沈痛作用があるとされ、「脳内麻薬」「天然麻薬」と言われているんです。自分で麻酔を作ってしまうんだったら、お医者様に「無痛で」などとお願いすることもないんですよね、本当は。

もう一つは、オキシトシンというホルモンが、脳から血液に大量に送られるようになり、陣痛を促進し赤ちゃんを押し出すような働きを担うのです。オキシトシンというホルモンは、通称『愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれていて、生後、スキンシップをすると、赤ちゃんとママ、パパも……みんなに分泌するのだそうです。
神様はなんと完璧に人間の体をお作りになったことでしょうか。何一つ無駄がない。出産は赤ちゃんとママとのハーモニーが大事なんですよね。
赤ちゃんとお母さんのリズムと調和を大切にしたら、お産はとっても気持ちのいい、最高に幸せな体験になるのでしょう。
*「ヒプノ赤ちゃん」は、出産というプロセスを一緒に取り組むパートナーと、ペアで学んでいただくことが基本です。講座を通して、出産に対する恐れや緊張、痛みをなくすためのリラクセーション、呼吸法、イメージ療法などを学んでいただきます。