「あなたは子どもにどう接していますか?」今すぐセルフチェックを!
突然ですが、以下の質問にYES NOでお答えください。
・ついイライラがつのり、些細なことでカッとして、子どもを叱ることがたびたびある。
・「躾=叱ること」だと思っていて、ほめたり諭すということは、ほとんどしていない。
・叱っても効果がないのに叱り続け、段々とエスカレートしてしまうことがある。
・「~してはダメ」など、否定的な言葉を使うことが多い。
・他の兄弟姉妹や他の子どもと比べて劣っているなどと、否定的なことを子どもに言ってしまう。
・子どもが親の言うことに納得しない場合、言葉で説明するのではなく、強い言葉や力でねじ伏せようとする。
・何度言ってもできないのは、子どもが怠けているせいだと思う。
・叱りすぎた後、罪悪感にかられて、いつもより優しくすることがある。
・子どもがかわいそうで、悪いことや危険なことをしても叱れない。
・子どもが失敗しないよう、前もって「こうしなさい」「こうするべき」と指示をすることが多い。
・兄弟姉妹や他の子どもと比べて、あるいは育児書などの情報と比較し、我が子にできないことがあると焦燥感にかられる
・お金や夫婦関係など、深刻な問題を抱えている
・夫や妻、祖父母などがいきすぎた躾をしているのを、見て見ぬふりをしている
・自分も親から厳しくされたが我慢してここまできたので、我が子も当然そうするべきだと思う
(出典:HUFFPOST LIFESTYLE JAPANより
http://www.huffingtonpost.jp/skincare-university/upbringing_b_6355780.html)
実はこれ、「毒親度」のチェックリスト。3つ以上当てはまるものがあれば、今すぐ子どもに対する態度を見直す必要があるそうです。
いや〜、3つなんてすぐに◯がついてしまいませんか?
「毒親」というと言葉は強烈ですが、文字通り子どもにとって毒になる親のこと。日頃から暴力をふるって身体的に傷つけている、といった親に限りません。子どもを支配しようとしたり、逆にまったく無関心であったりするのも毒親です。
言うこと聞かないからと「ごはん食べさせないよ」と脅す、「この子は何やっても下手くそだね」と子どもを否定する、というのはNG。さらには「ママはあなたのためを思ってるんだから、言う通りにしていれば間違いないのよ」と自分の価値観を押し付けることも、子どもへの行き過ぎたコントロールになり、やっぱり毒親なんです。
自分の言動が子どもにマイナスの作用になるという認識がなければ、一生懸命に愛情を注いでいるつもりが、実は何度も過ちを犯してしまいそうです。毒親化がエスカレートして、自覚のないままに子どもにトラウマ(心の傷)を負わせてしまうことがあるわけです。
厳しすぎるしつけも、極端な甘やかしも、どちらも子どもにはマイナス。優しすぎて子どもに甘い親は要注意です。「自分は子どもを叱ることはない。だから毒親であるはずがない」と思い込んでいるはずですから。
「私の言葉や行動は、子どもの心に愛を注いでいるかな?それともエネルギーを奪っていないかな?」
そんなふうに客観的にセルフチェックしてみてください。我が身を知ることがスタート。不要な思い込みに気づいたら、内面を奥深く見ていくヒプノセラピーがお役に立ちます。思い込みを外すことで、子どもに対する見方、関わり方が健全なものに変わっていきますよ。