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子どもに感情的になってしまうときこそ、自分の内側をみてみよう。 イライラの真の原因はどこにある?


「魔の2歳児」という言葉もあるくらい、子どもが2歳を過ぎた頃から、多くのママはいちだんと子育ての大変さを感じてしまうものです。

子どもがちっとも言うことを聞いてくれない。

「ママを怒らせないで!」

「どうして困らせるの?いい加減にしなさい!」

「そんなことする子は、ママ嫌いよ!」

なんて、つい感情的に怒ってしまい、後でものすごく反省したり……。

「子どものことがかわいく思えない。うまく愛せない」

などと一人で悩み、自分が薄情な人間に思えて、ひどく落ち込んだり……。

子育て中のママにとって、こんなふうに感情のアップダウンはつきものです。

それは、子どもが本能で生きている存在だから……。

大人相手なら理性でカバーできた感情のコントロールが効かず、ママ自身も本能で向き合わざるを得ないのですね。本能がむき出しになるからこそ、心のひだにふれてくるものに敏感になり、自分の本当の気持ちや古い心の傷に気づきやすいのです。

子どもの言動でイライラしてしまう、その原因は、別のところにあるものです。実は子どもは、気づきのきっかけを与えてくれているだけ……

子どもは愛そのもので生きている、純真無垢な存在です。周りの人にどう思われるかとか、人がどう感じるかなど、いっさい考えることもなく、心の赴くままに行動し、話し、自己表現しています。ただあるがままで愛されていいはず。

「子どもは全員ママの役に立ちたいと思っている」と、池川明先生がおっしゃっている通り、それが真実だだとしたら、ママを困らせよう、怒らせようなんて、これっぽっちも思うわけないんですよね。

それなのに、ママは怒りたくなる、どうしようもなくイライラしてしまう。穏やかではいられない。そのイライラの種はもともとママ自身の内側に、ずっと前から存在していたということで、子どもは種を見つけて「ママ、こんなの持ってたんだね〜」と差し出してくれているわけです。

例えば、のんびり行動するタイプの我が子を見て、せっかちなママは「なんで早くできないの。もう〜イライラする」と思ってしまう。それはママ自身の内側に、「ゆっくり、のんびり行動することは受け入れられない」という確固とした考え方・捉え方があるわけですね。

心がざわざわとした時こそチャンスで、自分の内側にどんな思いが隠れているのかを、ていねいに見ていくことが大切です。

「我が子は超のんびりタイプ。これはこれでいいはずなのに、どうしてこんなにイライラするんだろう?

思い出してみると自分も子どもの頃、お母さんからいつも「早くしなさい、いつものろいんだから」と言われ続けていた。それがいやで、お母さんに嫌われたくなくて、頑張って行動していた。

いつも時間を無駄にしないようにと、母親に言われるままにシャキシャキとやってきた。それはお母さんに認めてほしかったからだったのかもしれない。

のんびりしたっていいんじゃない。この子のあるがままでいいじゃない。今を一緒にのんびり過ごすことが、楽しめばいい。自分も本当はのんびりが好きなんだな〜」

こんなふうに、本心に気づけたら、ママ自身はとってもラクになるはずです。子育ては自分の本当の気持ちを見つけるきっかけを与えてくれます。子どもとしっかり向き合うことは、自分自身と向き合うことでもあるんですね。

「子どもは自分に新しい世界を見せてくれる」

そう受け止めると、人間としてのキャパシティーも広がっていきますね。

ママのイライラの根本的な原因が、幼少期の心の痛み、トラウマだったりすることは往々にしてあります。それは自分の記憶からも消えていて、全く自覚できないことが多いのも事実。

なんとかしたい、でも自制が効かない----だから苦しいわけですね。

そんな時は、ヒプノセラピーがお役に立ちます。記憶の扉を開けて、自らの意思でヒリヒリとするハートの痛みの部分を探し出していきます。

何が出てくるのか怖いと思う時、人によってはちょっぴり勇気がいるかもしれません。でも、そんなに怖がらなくても、大丈夫なんですよ。無理矢理、痛みに向き合うようなことって、ないんです。

自分が自分を癒すというヒプノセラピーのプロセスでは、すべての主導権はご本人が握っています。ですから、自分が今、受け取れる範囲でしか、必要な情報は潜在意識からのぼってこないんです。

 それよりも、今の自分を変えたいと思うのかどうか?がポイント。子どもと大らかに関わりたい、ゆとりある子育てがしたいと思うのであれば、ヒプノセラピーは背中を押してくれるでしょう。お気軽にお問い合わせください。

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